出演者紹介

第7回 木育・森育楽会の出演者たち

1日目「木育のオモテ」

第1部 次世代に向けた人材育成

コーディネーター(1部、2部コーディネーター及び2日目1部出演)

浅田 茂裕(あさだしげひろ)/ASADA, Shigehiro
埼玉大学 教授/木育・木づかいネット理事長

1966年熊本県生まれ。埼玉大学教育学部教授。専門は木質科学。木材教育学。木を使った学校校舎、子育て支援施設などの快適性や、木材が子どもの学び、育ちに与える影響について科学、心理学などの手法で研究を進める。木質化された子育て支援施設や木を使った遊具、玩具、教材の開発、プロデュース、学校における木育プログラムの実践などを手がける。木育推進の牽引車の一人。

 コーディネーター(1部、3部コーディネーター)

講師 古川 泰司(ふるかわ やすし)/FURUKAWA, Yasushi
アトリエフルカワ一級建築士事務所

新潟県上越市生まれ。武蔵野美術大学卒業、筑波大学修了。一級建築士、森林インストラクター、おもちゃコンサルタント、公認住宅医。森の恵みを多くの方に届けることを建築を通して実践しています。特に最近は子どもたちに木の空間を届けることがテーマです。川上から川下まで、人と人がつながることが大事と全国各地を奔走中。

コメンテーター

伊藤 道男(いとう みちお)/ITO, Michio
NPO法人ちば里山センター 理事

千葉県職員として森林・林業業務に従事しつつ、森づくりボランティや自然観察活動に長年参加してきた。現在は、NPO法人ちば里山センターで、里山活動(森づくり)団体への情報提供、技術支援、資金支援などに携わっている。主催する「ちば里山カレッジ」では、関係者の世代交代を念頭に、森の幼稚園(自然保育)、バイオマス関係、健康飲料関係者などをテーマとし、森の利活用の今後を模索している。

出演者

西川 貴章(にしかわ たかあき)/NISHIKAWA, Takaaki
有限会社丸大製材所 代表取締役

 同志社大学政策学部卒業後、サラリーマン生活を経て、2014年に有限会社丸大製材所に入社し、2019年から祖父でもある先代社長の逝去に伴い、現職に就く。岡山県美作市にて国産材製材・建築請負業の傍ら、各地で木工ワークショップを開催している。
一般向けの木工工作工房「くっつ木工房 丞庵」をオープンし、より身近な製材所を目指して奮闘中です。

田淵 優(たぶち ゆう)TABUCHI, Yu
丸紅木材株式会社 IKONIH事業部 

 7年前に丸紅木材株式会社へ入社、5年ほど前から国産材活用の新規事業の立ち上げに携わり、当社ブランドのIKONIHを通して、多くの人へ日本の山の問題について広める啓蒙活動を行ってきました。5年前まで「木を伐ることは悪だ」と思っていた私が、今では「木は伐らなくてはならない」とたくさんの人に事実を伝えるために奮闘中。たくさんの人に木の良さを知ってほしいと思っています。 

第2部  体験不足の子どもたちに木育の体験をー今こそ学校に木育を!

コメンテーター

平田 美紗子(ひらた みさこ)/HIRATA ,Misako
林野庁北海道森林管理局

 北海道生まれの北海道育ち。 林野庁北海道森林管理局の職員として たくさんの人、特に子供たちに、 日本の森林や林業のことを知ってもらうべく、 様々な漫画やイラストで情報を発信しています。 また、全国各地の学校や公共施設、民間企業と連携し、企画展示や講演会・WS等を通して 足元からの森林・林業応援活動を展開中。 私生活では一姫二太郎の母として、 仕事に家事にイラストにフルスイングの毎日です。
主な著書:「みぢかな樹木のえほん」(ポプラ社)、「北の森漫画」(北海道森と緑の会)

出演者

小学校の現場関係者が登場

 

第3部  森と暮らしをつなぐ木育

コメンテーター

赤池 円(あかいけ まどか)/AKAIKE, Madoka
有限会社グラム・デザイン 代表取締役/私の森.jp 編集長

1991年米留学から帰国後、ITベンチャーに入社し、クリエイティブ・ディレクションを担当。インターネットの普及を背景に、ウェブデザインの発信力に未来を感じて独立。1998年グラム・デザインを設立し、現在に至る。2008年、森林の多面的な価値を社会に役立てたい思いで、日本の森情報を紹介するウェブサイト「私の森.jp」の立ち上げに関わり、編集長を兼任。2016年からは、中山間地から都市に「森」を届けようと、森を祝う「みんなの夏至祭」プロジェクトを実行中。

出演者

奥田 悠史(おくだ ゆうじ)/OKUDA, Yuji
株式会社やまとわ  取締役・森林ディレクター

森の面白さや豊かさを再発見・再編集してそれをプロダクトやサービスにしていろんな方に届けるのが仕事。信州大学農学部森林科学科卒。大学を休学しバックパッカーで世界一周へ。
帰国後、編集者・ライターを経て、2015年にデザイン事務所を立ち上げる。2016年10月、「森をつくる暮らしをつくる」をミッションに掲げる株式会社やまとわの立ち上げに参画。
豊かな暮らしの提案を通して、豊かな森を育むことを目指して、農林業、地域材のプロダクトづくり、家づくり、森のプランニングなど多岐にわたって展開中。

森本 達郎(もりもと たつろう)MORIMOTO, Tatsuro
森庄銘木産業株式会社 4代目

奈良県宇陀市で創業1927年の林業会社として、林業を中心に、磨き丸太を中心とした建築資材の製造販売を行っております。
持続可能な森づくりを目指して、民間で境界明確化事業を実施しており、境界及び所有者不明森林が多いという社会課題解決へ向けた取り組みも行っております。
森の困りごとを解決できる会社になりたいのですが、色んな相談を受けては、困り続けております^^;

佐藤 歩美(さとう あゆみ)/SATO, Ayumi
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修士2年生

自然環境と人間のより良く持続可能な関係性の構築をテーマに、研究と実践を交えた活動をしている。研究面では、環境教育や教育社会学をベースに「森のようちえん」などの自然を活用した教育法の実態と、新しいコミュニティの形成について研究している。
実践面では、スウェーデンの保育所でのインターンや、国内各地の森のようちえんでのアルバイト・インターン活動を通して実践活動にも取り組んでいる。

大庭 拓也(おおば たくや)/OBA, Takuya
ウッドスケープアーキテクト/日建設計 Nikken Wood Lab ラボリーダー

生まれ故郷は北九州市の小さな集落で、都市での設計活動においても、故郷のような地域や風景といかに豊かなに繋がれるかという問いかけをもとに
「つくればつくるほど生命にとって良い建築」をマニュフェストに活動を続けています。
最近では、有明体操競技場、選手村ビレッジプラザ、渋谷区立北谷公園などの木質建築の設計を担当させて頂きながら、森林(もり)と都市(まち)の新しい関係を見いだす「つな木」プロジェクトを推進しています。
中大規模の木質設計に従事する身として、川上~川下までのネットワークや協働の模索を大事にしたいと思っております。

2日目「木育のウラ」

コーディネーター

若杉 浩一(わかすぎ こういち)/WAKASUGI, Koichi
武蔵野美術大学 造形構想学部 クリエイティブイノベーション学科 教授

1959年生まれ 熊本県天草市出身、1984年九州芸術工科大学芸術工学部工業設計学科卒、プロダクトデザイナー。株式会社内田洋行入社、デザイン、製品企画、知的生産性研究所、テクニカルデザインセンターで製品開発と研究開発を行い、2013年、内田洋行のデザイン会社であるパワープレイスにて、ITとデザインのメンバーを集めリレーションデザインセンター設立。一方で、デザインの社会的の意義を求め、2002年から、私的活動で地域や社会のデザインを実践「日本全国スギダラケ倶楽部」を設立。現在、設立18年、会員数2400名に達する。会員が、全国で様々な活動をしている。2019年4月、武蔵野美術造形構想学部 クリエーティブイノベーション学科の教授として着任。地域社会とデザインの未来を模索し、実践、研究している。現在 東京藝術大学非常勤講師を兼務。

コメンテーター

津高 守(つたか まもる)/TSUTAKA, Mamoru
JR九州コンサルタンツ(株) 取締役副社長

大阪府生出身。元々、JR九州の技術者であったが、ふと知った日本スギダラケ倶楽部の活動に共感して会員となり、スギダラ活動を仕事の中心にして暑苦しく活動していた。
楽会には第1回から参加。土木工学科出身者として、技術者に対して「木」の勉強を如何に進めるかを今年こそ真剣に追求しようと新年に誓った還暦親父である。

進行サポート

谷知 大輔(たにち だいすけ)/TANICHI, Daisuke
パワープレイス株式会社、ウッドデザイナー

三重大学大学院生物資源学研究科修了。大学では林業従事者の立場から、森林経営・管理を学ぶ。その後、木質建材メーカーに5年間勤務。退職後は非住宅へ木材コーディネート業を行う会社で仕事を行う。同時にNPOを立ち上げ、木材全般のコンサルティング業務に取り組み、高畠町の公共建築で木材調達および流通監理を担当した。現在はパワープレイスにて、地域材活用のみでなく、地域振興の仕事にも従事している。

第1部  木育・森育の学びの始まり

出演者

早野 仁朗(はやの よしろう)/HAYANO, Yoshiro
熊本県立熊本高等校 教諭 WWL研究主任

熊本県立熊本高校において、2019年度より化学の授業を担当するとともに、2020年度よりWWL研究主任を担当している。総合的な学習の時間を中心に、学校内外で STEAM 教育を推進している。2020年度 産業競争力懇談会 『社会で育てるSTEAM 教育のプラットホーム構築』事業 プロジェクトメンバー。

佐々木 秀夫(ささき ひでお)/SASAKI, Hideo
宮城県立宮城第一高等学校 芸術科 美術 教諭

 本校は現在、令和5年度完成予定の新校舎が建設中です。開校130年を迎えようとしている宮城県内の伝統校で、10数年前までは、宮城第一女子高等学校という女子校でした。前任校の宮城野高校美術科で、東日本大震災の復興支援活動「復興へ!高校生が架ける虹のアートプロジェクト」を通して、宮崎県の先生方との交流が始まり、運命的な「飫肥杉シート」に出会いました。それ以来、率先して授業の素材として活用しています。

浅田 茂裕(あさだしげひろ)/ASADA, Shigehiro
埼玉大学 教授/木育・木づかいネット理事長

1966年熊本県生まれ。埼玉大学教育学部教授。専門は木質科学。木材教育学。木を使った学校校舎、子育て支援施設などの快適性や、木材が子どもの学び、育ちに与える影響について科学、心理学などの手法で研究を進める。木質化された子育て支援施設や木を使った遊具、玩具、教材の開発、プロデュース、学校における木育プログラムの実践などを手がける。木育推進の牽引車の一人。

第2部 森の逸材大集合

出演者

足立 成亮(あだち しげあき)/ADACHI, Shigeaki
outwoods代表

1982 年北海道札幌市⽣まれ。北海道の森のほとりで暮らし働く“きこり”。普段は「林業」を営む。
2012 年から 2013 年にかけて北海道旭川市周辺にて活動を開始。⾥⼭から奥⼭まで、出会った『ヤマ』の調査、道作りや間伐を⼿がける。環境保全型でキメの細かい施業を得意とし、その技術を⽣かした森林空間の創造や各地イベントでの森の空間演出も⾏う。
⼭際で⽣きる仲間たちと『ヤマ(=現場)』ごとに合流して森に向き合う⽇々を過ごしている。

砂山 亜紀子(すなやま あきこ)/SUNAYAMA, Akiko
もりラバー林業女子会@石川 代表

兵庫県生まれ。結婚を機に石川県へ。趣味の登山から森林ボランティアを経て、「大切なことを伝える人になりたい」ともりラバー林業女子会@石川を設立。【楽しい、カワイイ、おいしい林業】をコンセプトに活動中。さらに「もっと深く知りたい」と林業を仕事に。現在、山主さんから森林を預かり管理する森林作業プランナーとして設計・現場監理、補助申請から精算まで一貫して関わる。仕事も趣味も朝から晩まで山だらけな林業女子。

青木 亮輔(あおき りょうすけ)/AOKI, Ryousuke
東京チェンソーズ 代表取締役

大阪府此花区出身。東京農業大学農学部林学科卒。1年間の会社勤めの後、「地下足袋を履いた仕事がしたい」「後継者不足の林業なら自分にも活躍の場があるのでは」と、林業の世界へ。MOKKI株式会社共同代表。檜原村木材産業協同組合代表理事。(一社)TOKYOWOOD普及協会専務理事。特定非営利活動法人東京さとやま木香會理事。檜原村林業研究グループ「やまびこ会」役員。法人ツリークライミング®ジャパン公認ファシリテーター。日本グッドトイ委員会公認おもちゃコンサルタント。1976年生まれ。 【目標】林業に縛られず、林業にこだわる

第3部  木育・森育の未来はどっちだ?

武蔵野美術大学チーム1

武蔵野美術大学チーム2

 

 

*北海道木づかいチーム

原田 泰(はらだ やすし)/HARADA, Yasushi
公立はこだて未来大学 教授

静岡県出身。筑波大学芸術専門郡卒業後、凸版印刷、リクルートに勤務し、アートディレクターとしてセールスプロモーション、広告制作に携わる。その後、教員として筑波大学、多摩美術大学、千葉工業大学を経て、2012年より現職。博士(感性科学)日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)会員

高田 傑(たかだ すぐる)/TAKADA, Suguru
高田傑建築都市研究室 主宰

 

鈴木 正樹(すずき しょうじ)/SUZUKI, Syouji    株式会社ハルキ
佐藤 司(さとう つかさ)/SATOU, Tsukasa    森町農林課 課長補佐
山本 賢治(やまもと けんじ)/YAMAMOTO, Kenji   森町地域おこし協力隊

*宮崎チーム

外山 賢(とやま けん)/TOYAMA, Ken
宮崎県環境森林部環境森林課 林政計画担当 主幹

石田 達也(いしだ たつや)/ISHIDA, Tatsuya
特定非営利活動法人 宮崎文化本舗 代表理事

川上宰(かわかみ おさむ )/KAWAKAMI, Osamu
株式会社川上木材 代表取締役

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